基幹システム近代化の意思決定支援

基幹システムに、手を入れられない。

二十年動いてきたシステム。中身を分かっていた人はもう退職し、仕様書はコードと合わない。改修の提案はいつも同じ一言で止まります — どこが壊れるか、誰にも分からない。

V-Kaimeiはソースコード・データベース・ドキュメントを読み解き、取締役会に出せる形で返します。現状、選択肢、投資、ロードマップ。成果物は移行済みのコードではなく、戦略そのものです。

初回相談は無償。お預かりの前に秘密保持契約を締結します。

01課題

四つの問い。どれ一つ、社内で完全には答えられない。

力量の問題ではありません。答えがソースコードの中と、数人の頭の中と、更新の止まった仕様書の中に散らばっているからです。

  • いま何があるのか。

    実際に動いているアプリケーションはいくつあり、互いにどう呼び合い、最も重要な業務ルールはどの行にあるのか。

  • 止まると、いくら失うのか。

    止まれば売上が止まるシステムと、社内が不便になるだけのシステム。この二つが同じ扱いを受けています。

  • どの選択肢を採るのか。

    作り直す、包む、そのままにする。どれももっともらしく聞こえ、三つを並べて比べる共通の根拠がありません。

  • 取締役会に何を出すのか。

    技術は「技術的負債」と言い、財務は「いくらで、どれだけかかり、何が返るのか」と訊く。この二つが同じ言葉で話したことは、まだありません。

02解決

六つのステップ。それぞれが、手に取れるものを返します。

ワークショップを開いて提言書を一冊、ではありません。各ステップが具体的な成果物を生み、次のステップはその上に立ちます。

  1. 現状把握

    システムの地図。アプリケーション、業務プロセス、インターフェース、データ領域、そして業務ルールと該当行への経路。

  2. 評価

    Business Value、Technology Risk、Modernization Readiness — そして各システムを然るべき象限に置く一枚の図。

  3. 再定義

    四つの柱による将来像 — 業務・技術・データ・組織。現状と並べて比べられる形で。

  4. 意思決定

    三つの戦略選択肢と、理由・確信度・根拠への経路を伴う提言。

  5. 計画

    Transformation Blueprint。フェーズ別のロードマップ、投資、優先順位、そして名指しされたリスク。

  6. 実行未提供

    POC、モダナイゼーション、移行、連携、自動化 — 戦略を実際の変化に変える段階。

六番目は製品の流れに含まれますが、まだ完成していません。ご契約後に気づかれるより、ここで申し上げます。

03活用

同じデータに、四つの異なる問い。

要件定義に挙げられた六つの役割は、同じシステムを開いて別のものを探します。ここでは、意思決定の場に実際に座る四つのグループにまとめました。

何を変えるべきか。変えると何が得られるのか。

  • 一画面で四つに答えます — いまどこにいて、どれほど深刻で、何をすべきで、いくらかかるのか。
  • 優先順位はBusiness Valueで決まります。部門の声の大きさではありません。
  • 次の意思決定が名指しされます。宿題リストとして残りません。

04セキュリティ

ソースコードをお預かりします。いま実際に効いている仕組みを申し上げます。

V-Kaimeiの入力はソースコード、データベースのスキーマ、設計書 — 企業にとって最も機微な資産です。ですのでこの節は、約束ではなく動いている仕組みで書きます。

秘密保持契約を先に締結します

コードの保管場所、アクセスできる担当者、消去の時期を書面で取り決めたうえで、初めてお預かりします。社外持ち出しが規程で禁じられている場合は初回にお知らせください。

  • セッションには期限があり、取り消せます

    ログインセッションは十二時間で失効します。管理者は期限前に取り消すことができ、取り消されたセッションは次の呼び出しで拒否されます。

  • 権限は二軸。一つのスイッチではありません

    管理者かどうかと、どこまで閲覧できるかは別の軸です。組織の管理者だからといって全文書を読めるわけではなく、閲覧レベルが高いだけでは他人の権限を変えられません。

  • 管理操作はすべて記録に残ります

    招待、閲覧レベルの変更、メンバーの削除、文書の閲覧、閲覧の拒否 — いずれも監査ログに残り、その組織の管理者自身が読めます。

  • データは組織ごとに分かれています

    データを読むすべての経路が組織の識別子を通ります。IDを推測して他組織のデータに届く経路はありません。

そして、まだ無いもの

ISO 27001もSOC 2も未取得で、保管時の暗号化も未実装です。ここで申し上げれば直ちにご判断いただけます。お尋ねを受けてから申し上げるのでは、双方にとって遅すぎます。御社のセキュリティチェックシートには、この水準の具体性でお答えします。

05成果物

手に取れるもの六つ。効果の約束ではありません。

何パーセント削れるかは申し上げません — 御社のシステムについてその数字を測った人は、当社を含めてまだ誰もいないからです。申し上げられるのは、作業が終わったとき机の上に何が載っているか、その中身です。

  • 由来 · 現状把握

    現状の地図

    アプリケーション、業務プロセス、システム間インターフェース、データ領域、依存関係 — 誰かの記憶ではなく、ソースコードから起こします。

  • 由来 · 評価

    十六指標の評価表

    業務・技術・データ・運用の四つの側面。加えて、Business Valueと変革必要度で各システムを配置した一枚の図。

  • 由来 · 再定義

    現状と将来像、四つの対比

    業務・技術・データ・組織。それぞれ並べて比較できる形で、別々の文書としてではなく。

  • 由来 · 意思決定

    三つの選択肢と一つの提言

    各選択肢に投資額・期間・リスク。提言には理由と確信度、そして根拠まで辿る経路。

  • 由来 · 計画

    Transformation Blueprint

    フェーズ分けされたロードマップ、各フェーズに紐づく施策、優先順位、そして示唆ではなく名指しされたリスク。

  • 由来 · 計画

    四つの読み手に向けた八つの報告書

    取締役会、技術経営層、財務、実行チーム — それぞれが自分向けに書かれたものを読み、根拠は同じ一つ。

[ 製品画面のスクリーンショット — Executive Overview ]

1200 × 700 / 実画面のキャプチャに差し替えてください。

06導入の流れ

四つのステップ。最初の一つは、三十分以外に何も頂きません。

各ステップに、誰がやるのか、どれだけかかるのかを書いています。期間は幅で示します — 御社のシステムをまだ測っていない以上、単一の数字は根拠のない約束になるからです。

段階内容担当所要お渡しするもの
01最初の打ち合わせ御社と、当社のアーキテクト一名30〜45分困っているシステムをお聞かせください。そのシステムについてV-Kaimeiが何を読めて何を読めないか、率直に申し上げます。
02ソースコードのお預かり御社の技術部門1〜2週間、多くは社内承認の待ち時間ソースコード、データベースのスキーマ、残っていれば設計書。お預かりする前に秘密保持契約を締結します。
03解析と現状の構築当社。コードが語らない箇所は御社にお尋ねします2〜6週間、システム数と言語数によりますシステムの地図、評価表、そして推測ではなく人に答えていただく必要がある箇所の一覧。
04報告と引き渡し当社が報告し、御社の経営層が決めます1〜2回の場三つの選択肢、一つの提言、一本のロードマップ。その後お付き合いが続くかどうかに関わらず、資料はすべて御社のものです。

07よくある質問

お尋ねになるであろう六つのこと。

ソースコードは社外に出ますか。

出ます — 読めなければ解析できません。ですのでお預かりする前に秘密保持契約を締結し、コードがどこに置かれ、誰が触れ、いつ消去されるかを書面で取り決めます。社内ネットワークから出せない規程であれば、初回に必ずお知らせください。オンサイトで対応できるシステムと、できないシステムがあります。

着手前に何を用意すればよいですか。

ソースコードは必須です。データベースのスキーマは、あれば大きな助けになります — 先に一つ実測をお伝えすると、当社が試した四件のうち三件には、送れる静的スキーマがありませんでした。設計書は古くても構いませんので、あるだけお送りください。仕様書とコードのずれ自体が一つの事実です。

メインフレームやCOBOLのシステムも読めますか。

読めます。公開されているCOBOL資産で実測したところ、四十四ファイル中三十九ファイルを解析でき、残る五件は一件ずつ理由が分かっています。IMS/DLIをお使いだったり、JCLが多い場合は早めにお知らせください。人手で読む比重が上がる箇所です。

通常のコンサルティング報告と何が違いますか。

コンサルティングは聞き取りに基づきます。こちらはコードに基づきます。現状に関する記述はすべて、ファイルと行まで辿れます — どの仕様書にも載っていない業務ルールも含めて。それは業務判断の代わりにはなりませんので、どこが実測でどこが専門家の判断かを明示します。

設計書が古くなっている場合はどうなりますか。

それは例外ではなく、通常の状態です。現状はコードから起こし、その上で設計書と突き合わせます。ずれている箇所は、この取り組み全体で最も価値のある発見の一つです — 組織の理解が実態から離れた地点を、正確に指し示すからです。

AIの提言が間違っていたらどうなりますか。

間違いに気づけます。すべての提言に理由、確信度、そこに至った根拠への経路が付いているからです。AIが提案し、人が決めます — 提言から実行へ自動的に進む段階はありません。画面に出る確信度も、根拠を見た専門家が置いた値であり、機械が計算した数字ではありません。当社はあえて算出式を作りません。式から出た数字は、実際より正確に見えてしまうからです。

08お問い合わせ

まずは三十分から。

どのシステムでお困りかをお聞かせください。初回に費用はかかりません。そのシステムについてV-Kaimeiが何を読めて何を読めないか、率直に申し上げます。

会社概要

商号VNEXT JAPAN株式会社
事業内容基幹システムの現状分析・近代化戦略立案、システム開発

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